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投資と生活改善情報マガジン

【解説】証券アナリスト検定試験と勉強法✍

単身赴任先での土日はコロナのせいもあって基本ヒマ🤔

そんな折に、全国中にコロナが蔓延😱。

特に、地方は同調圧力がヤバくて、コロナにかかったら一大事。まるで犯罪者。

そのため、こっちではテニスもできないし、ジム通いなんてもってのほか😰

次回異動はさすがに東京の自宅に戻れそうなんだけど、「せっかく時間があるし勉強でもするか」ということで、超絶久々に証券アナリストの勉強をした📖

1回目はさすがに舐めすぎて不合格になったけど、翌2度目の試験でめでたく合格することができた🎊ので、証券アナリストの資格の説明から、資格取得までの道のり、勉強法、受験した感想などを共有できればということで、記事にしてみた。

まあ、合格早々に間髪入れず登録料と年会費💰(計19,000円)を請求してくるところは、主催団体である「日本証券アナリスト協会」はさすが権利団体って感じはする。

証券アナリスト(CMA)とは

証券アナリスト🎓は、金融機関(銀行や証券会社、運用会社など)で、企業🏢や業界を対象として経済状況の調査・分析🔎を担当する職種。

日本証券アナリスト協会によれば、株式や債券による資産運用、自社の財務戦略や新規ビジネスといった事業戦略、M&Aなどの投資戦略の策定など、その活用範囲はかなり幅広く、CMAは、深い専門知識と高い職業倫理観を身につけた金融・投資のプロとして、様々な分野で活躍している、とのこと。

【内容】⾦融・投資のプロフェッショナルに必要な投資価値の分析・評価を行うためのスキルが学べるだけでなく、企業財務の知識はもとより、経済、資本市場や⾦融商品の仕組み、ファイナンス理論💹に至るまで、専門的な知識や分析技術を体系的に幅広く学べる📓とのこと。

実際の受験者層

大多数の受験者は、銀行員や証券会社の社員🏧

とはいっても、当然のことなんだけど、CMA取得者のすべてが大手証券会社の専属アナリストとして華々しく活躍しているわけではない。

よくあるパターンを下記のとおりまとめてみたが、こんなところだろう。

アナリスト試験受験者のよくある事情

  • キツい支店の営業職から、華々しい本部のマーケット部門💹に志願するパターン
  • 期せずして、マーケット部門に転属となり、慌てて勉強せざるを得ないケース😲
  • より条件の良い同業に転職するために箔をつけるケース😎

例えばメガバンクの場合、毎年1000人単位で採用するが、本部のマーケット部門に行けるのは早くても3年目以降になって10人いるかいないかの非常に狭き門😥

手を挙げる人間はいくらでもいる🙋🏽‍♂️

そんな中、采配する人事部としては、なるべく優秀な人材を振り向けたいから、アナリスト資格を持っているかどうかが非常に大きな判断材料🤔

てか、銀行によっては取得していないと、異動希望すら出せない。厳しい世界。

また、筆者の会社も、以前に配属していたマーケット部門を中心に、若手職員がアナリストの資格を取ったうえで、マーケットから異動しそうなタイミング、または異動確定後に次々と転職している😎筆者の会社で知識を活かすというより、上記3点目が目的であるのは明白。

(ちなみに、その数人が今やSBI傘下となった某S生BKに移籍した。能力は高かったかもしれないが、会社を見る目はなかったのかもしれない、と思っているのは秘密🤫)

資格取得までの流れ

証券アナリスト資格を取得するまでの流れを、ざっくりと説明・紹介する。

上の表を見てもわかるとおり、1次と2次でそれぞれ半年以上の通信教育の期間が必要だし、何より通信講座の費用がバカ高くて💸、合格後の登録料や年会費込みで17万円近くもかかる😠

(2022年より試験費用が値上げされている。燃料や原材料費なんてかかっていないのに。暴利👿)

なお、詳しい情報はネットにいくらでも転がっているので、別途調べてほしい。

※証券アナリストに係る詳細情報について、👇の他ブログで詳しく書いてあるので参考にしてほしい

1.通信講座(1次レベル)

まず、日本証券アナリスト協会HPで会員登録をしたうえで、第1次レベルの通信講座を申し込む。

通信講座といっても、テキストが定期的に送付されるだけ添削等の指導はないので赤ペン先生はなく、自身で学習する必要がある

2.1次試験(3科目)

当該講座が完了すると1次試験を受験する。

1次試験は、①証券分析、②企業分析、③市場と経済 をそれぞれ単独でもまとめて受験もできる。

税理士試験や中小企業診断士のように、個別科目をバラバラに受験・合格して3科目揃えてもOK🙆🏻‍♂️

3.通信講座(2次レベル)

無事3科目すべて合格🎊すると、2次レベルの通信講座を受けることができる。

そして、2次の講座を受講し、2次試験に合格した人で、かつ証券分析の実務経験が3年以上と認定されて、晴れて証券アナリストの資格を取得する、という流れ。

4.2次試験(午前午後1日中)

アナリスト2次試験は1次試験と違って、公認会計士試験と同様、全科目一発勝負👊

全科目網羅の試験を丸1日(午前3.5時間、午後3.5時間)かけて1発勝負の試験となる。

抑えておかなければならない範囲もかなり広いし、正直2次試験はかなりキツイ😫

試験勉強の方法

ここでは、筆者が行ってきた証券アナリストの勉強方法について紹介する。

ちなみに、当たり前だけど、人によって合う合わないは必ず存在する。紹介した勉強方法は、あくまで筆者が自分にとって、結果として効率的だったなと思ったことを書いているに過ぎないので、最終的には読者御自身と相談しながら試してほしい。

(紹介した勉強法で勉強して、結果不合格でも責任は取りません)

TACの「総まとめテキスト」を中心に学習する

第1次レベル、2次レベルでそれぞれ6万円くらいの大金を払って、テキストが届く(要は大金払って協会テキストを買う)形になるから、別に高くないお金を払って同じような内容のテキストを買いたくない気持ちはよくわかる。なるべく、その協会テキストを活用したい気持ちも含めて。

ただ、下の写真にある協会テキストの構成を見て欲しい。

協会テキストは普通の難しい参考書と同じ形式で、ダラダラと説明が続いているから、ポイントが抑えられておらず短時間で試験のポイントをマスターするには都合が悪い。

 

一方で、TACのテキストは試験合格を主眼に、構成が考えられたうえで書かれているので、試験によく出てくるポイントをわかりやすく解説(必要に応じて図解も)してくれているので、少ない時間でも十分に内容を理解することができるのだ。

上の写真(協会テキスト)と下の写真(TACテキスト)を見比べてみると一目瞭然だが、圧倒的にTACテキストが見やすく勉強しやすいのがわかるだろう。

したがって、最初は気乗りしないかもしれないけど、各教科=計3教科とも「総まとめテキスト」は別途お金を払ってでも手に入れた方が良い。

なお、TACテキストには各教科に「総まとめテキスト」と「過去問題集」の2種類がある。

最初勉強する際は、総まとめテキストは必須だけど、過去問題集は無理して買わなくてもよい👌

なぜなら、協会通信講座には、協会から「過去問題集」もついてくるため、掲載される過去問がカブる(同じ問題をすることになる)からだ。

ただ、TACテキストの方が解説が詳しく親切設計だし、改めて「総まとめテキスト」でおさらいする際にも、参照ページが書いてあるなど、学習をはかどらせる工夫がされている。

予算に余裕があれば、再試験する羽目になって再び辛い勉強と受験を回避するための費用だと割り切って購入するのも手だろう。

過去問題集を中心に勉強する📚

前述のTACテキストを準備したら、さっそく勉強に取り掛かる。

ここで超重要なのは、以下の3点。

証券アナリスト試験勉強での効率的な勉強法

  • テキストを読むことによる『内容理解』から始めないこと
  • いきなり最初から、過去問題集を解くことから始めること
  • 以降も、過去問題の解答を学習のメイン・ベースとすること

最初から参考書やテキストを読んで勉強する『内容理解』から始めると、元々難しい内容の分野だから、読んでいて難しいし辛い😵

特に夜🌃なんかにやったら眠くなってきてしまい、頭にちっとも入っていかず時間のムダ。

とにかく最初は全然解けなくても、過去問題集をひたすらやること。

なぜなら、極端な話、真に理解しなくとも、問題さえ解いて得点を重ねれば合格できるから。

逆にいうと、いくら内容を理解していたとしても、問題が解けなければ試験に落ちる💀

📚勉強の順序

  1. 過去問題を解く
  2. 解いたら回答・解説をみて解き方や考え方を確認する
  3. テキストや参考書で、その部分の詳しい内容を理解する
  4. 更に過去問題集を解く

とにかく、過去問題を解いて、解説を読んでわからなかったり更に理解を深めようとする際に、テキストや参考書を『辞書的に』使うことで、問題を解いて理解ができていない部分を集中的に理解していくプロセスを続けていく。

そうすることで、試験によく出てくる問題は優先的に理解が進み、効率よく点数を稼ぐことができるはず。

また、ある程度理解が進んだ段階になったら、協会テキストで確認することや、その前後の内容もしっかり読むことで、関連部分や応用力もつけることができる。

繰り返しになるが、最初から協会テキストで内容理解することは避けること。

この作業は、試験勉強の終盤になって初めてやる順序である。

証券アナリストを目指す方々は、この勉強法をもとにぜひ頑張ってほしいと思う…!

まずは勉強する習慣づくり📒

取り敢えずは、いきなりガッツリ始めるのもいいけど、ハードルの低い資格取得勉強から始めてみるのもいいだろう。

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