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単身赴任先で家族旅行に備えておくべきポイント

新潟県に赴任して、はや1.5年。

今年も暑い夏がやってきた。しかもコロナ禍は続き、マスクが非常に蒸れて厳しい状態…。おまけに、職場のクーラーが故障し、復旧のメドが立たない状態。なんでも、古い設備のため修理用の部品がないらしく、様々な業者にあたっているとのこと。糞。

そんな中、都内に住む子供たちも夏休みに入り、オリンピック前の4連休に2度目の新潟滞在をすることになったので、家族サービスのため、一人苦心して訪問先をチョイスして自宅を拠点に日帰り旅行を日を分けて敢行した。

自宅を観光の拠点にする

そもそも単身赴任先に家族が訪れる前提として、家族が来た時には自分の住んでいる自宅を観光の拠点にする人も多いだろうし、自分もそうしている。

わざわざ現地でホテルを取るよりも、自宅を拠点にした方が食事やチェックインの時間を気にせずにダラダラできるし、他の利用客を無駄に気にする必要もなくて超気楽。当たり前だけど、なんといってもホテル代がかからないので経済的。そのための、あらかじめ抑えておきたいポイントについて、実際に体験してみないとわからないことが複数点あるので、訪問先や行程を紹介する前に、まずはそちらを紹介させて頂きたい。(新潟県内(下越)の観光スポットや行程は別記事にて)

家族の布団問題

まず、単身赴任をしている所に家族が観光も兼ねて来るというケースは、円満な所帯持ちの赴任者なら必ず訪れるイベントであろう。そこで、問題になるのが滞在中の家族分の布団の確保だ。

前任地の愛媛では、布団を貸してくれる布団店が複数あって結構助かった。大人用の布団セット(枕、掛け布団付き)で3,4日分借りて大体3千円程度(注:現在は値上がりしている可能性あり)と非常にリーズナブル。しかも、自宅玄関まで配達してくれて、指定の時間に取りに来てくれる。マジで神。

辻内ふとん店

自分は、複数の業者の中から比較的街中にある、いかにも老舗って感じの「個人名の苗字+布団店」的な店に複数回お世話になった。電話で予約するんだが、コールをしても暫く出ない。それでも根気強く待っていると、いかにも店主的なフガフガのジイサン的な声の主が応対してくれた。

聞き洩らされないように、慎重にゆっくりと布団セットの数、配達&回収日時、住所や目印になるポイント等を説明すればほぼ完了。配達・回収当日は、息子さんと思われる現役世代の男性が届けてくれた。うっすいシーツ的な布にくるまれた各セットが老舗らしくてノスタルジーを感じられた。布団はフカフカで汚れもシミもなく気持ちよく使えた。

一方で、新潟には愛媛の時のような気の利いた布団屋が全くないので、仕方なくネットでマットレス(敷布団2つ)を買った。

購入したのは、格安家具、生活用品で有名なタンスのゲンのマットレス(シングルとセミダブル)。残念ながら、現在セミダブルは販売されていないようだが、シングルで5000円とセミダブルあわせて2泊を3回程度こなせば十分元が取れるほど安いので、レンタル布団が利用できない地域かつ、予備のマットレスを保管できるスペースがある場合はおススメ。

自宅の立地

また、自宅の立地もできるだけこだわっておきたい。多少、築年数が古かったり狭かったとしても、中心街の便利な場所にすることをおススメする。

というのも、離れたところだと、まず日々の通勤が辛い。特に、新潟のような降雪地域だと当然冬には雪が積もるので、足元が悪い中、四苦八苦しながら場合によっては20分強もかけて寒い中徒歩で歩くことになる。

新潟での住居選定の際に候補に挙がったのは、①街中だけど、少しボロいマンション と ②街から離れた閑静な住宅街にある築浅アパート だった。

下見の時は、②の方が築浅で綺麗だし、玄関からすぐに階段で上がるのがちょっと面白いので、②にいきかけたが、毎日の通勤、特に冬に雪が積もった際における体力的時間的ロスを考慮して、ボロいけど便利な立地の①にしたが、今になって思えばその選択は間違っていなかったと痛感している。(▲が②、▼が①)

また、家族が来た時は、

もバスやカーシェアリングを利用するために、いちいち炎天下、雨の中、子供を連れて歩く必要があり、出発早々から妻の機嫌を害することに繋がり、旅気分をいきなりマイナスからスタートしかねない。立地は重要。

ちなみに東京の自宅も、広さは犠牲にした一方で最寄り駅が某ターミナル駅となるような好立地にしたことで、人生のムダをだいぶ省けたと実感している。妻にそそのかされて購入してしまった感じだったけど、その面ではかなり満足している。(おまけに資産価値も相当上がった。マグレ。)

クルマ

そして、抑えておくべき最後のポイントは「クルマ」だ。

確かに、今回家族で訪れた弥彦は電車による日帰り旅行だったけど、愛媛も新潟も住民は基本的に「クルマ移動」。極端な話、クルマがないと生きていけないから、数日の滞在でもクルマがないと観光ポイントを全然回れないし、電車バスだとすぐに限界を迎える。

じゃあ、「単身赴任だから、軽自動車でも買っておく」という人も、筆者の会社の地方赴任者で結構多いが、デメリットが多い。

赴任先でクルマを保有するデメリット

  • 赴任期間2,3年のために自家用車を保有する手間・コストが大き過ぎる。
  • 使うとしても、自宅に帰っていない土日祝日とごく僅か
  • 駐車場代、自動車税等の固定費用のほかに、走った分だけ燃費(ガソリン代)がかかる

どうせ男一人だし、郊外の大きなスーパーでの買い物はしないし、新潟駅前に行けばそれなりに店は揃っている。それに一人で旅をしたり、一人グルメには全く興味がないので、クルマは負担でしかない。クルマが余程好きで、平日自宅に帰ってからドライブをしたくなるような人間でない限り、赴任者の大多数の人はメリットがない代物だと思う。

では、自家用車を保有するほかに、家族が赴任先を訪れた際の移動手段確保という当初問題を解決する手段はあるのか?答えはある。それはカーシェアリングである。

カーシェア業者も有象無象あるけど、業界最大手のタイムズがおススメ。

タイムズカーシェアをおススメする理由

  • カーシェアスポットが最も多く、さらなる充実にも熱心
  • 月額会費が880円(税込)とリーズナブル
  • 最大手であるため、各種サポートが充実している。

月額880円で「いざという時にクルマを出せるオプション」が保有できることは、とてもリーズナブル。しかも、カーシェアのスポットが多いため、東京に戻ってきても、同じサービスで自宅のマンションの近くのスポットからもクルマが出せるのが非常に便利。今の時代、クルマは直接所有する時代から、シェアする時代なのだ。

タイムズカーシェアリングの詳細はコチラ

ちなみに、ここ1年くらいは新型コロナの影響で、家族もあまり新潟に来ず&会社関連のゴルフ等のイベントが殆んど無い こともあり、実際はクルマに全然乗っていません。でも、クルマ社会の新潟で「すぐ必要な時にクルマを出せるオプション」は月880円掛け捨てにするに値する安心感は十分感じている。

最後に

単身赴任となり、赴任先で家族旅行に抑えておくべきポイントにテーマを絞ってまとめてみたが、いかがだっただろうか。

人によっては、単身赴任で抑えておくポイントは様々あると思うが、自分が思う3大ポイントは上記のとおりである。特に2つ目の部屋の立地や、3つ目のカーシェアは家族旅行に限らずとも、普段の赴任先生活でも豊かに過ごせるポイントとなろう。

肝心の投資は、最近夏枯れのせいで上手いこと流れに乗れていないし、そもそも流れ自体がみられない(結果、芳しくもない)こともあって、投資以外の話題ばかりになってしまっている点は反省したい。

コロナ禍で緊急事態宣言も出ている中、飲食店も個人旅行も「正直者が馬鹿を見る」世の中になっている時流を逆手にとって、家族旅行を重ねている。まさに「人の行く裏に道あり花の山」って感じで、普段ならこのシーズンで激混みであろう観光スポットも随分空いていて、勝手にソーシャルディスタンスが確保できて快適に観光できた。

そのおかげで、最近は投資よりも旅行に纏わる話題に最近事欠かない。もちろん、コロナ禍が解消されれば海外旅行も含めて、更に旅行系の話題が増えるかもしれないので、当該ブログに「旅行系」メニューを追加することも検討しているこの頃。

繰り返しになるけど、実際の新潟市周辺で家族と過ごした旅行については、後日記事にまとめたい。

 



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