妻との新婚旅行で初めて行ったタイのプーケット島で、海外南国バカンスの魅力に憑りつかれて以来、コロナ前は2,3年に一度は海外のリゾート🌴でゆっくりまったり過ごしてきた。
しかし、2020年来コロナでしばらく行けなくなっていた。
そして今年2023年、コロナ禍も明けた夏休み🏖
遂に先般、筆者家族でマレーシア(クアラルンプール)に行ってきました🛫
子供達も成長し、今回はリゾートではなく街歩きがメインということで、Googleマップや配車サービスGrabが大活躍しそうな予感がした。
事前に現地用のSIMを用意したのが大成功、ということで、その経緯と実際に利用したSIMサービスを紹介したい。
海外SIMの確保方法
一口に海外SIMといっても、幾つか方法がある。
海外SIMの確保方法
- 海外ローミングが可能な国内SIMで臨む
- イモトのwifi(日本で予めグローバルwifiを用意)
- 現地の空港や街中で現地SIMを契約
- 予め現地で使えるSIMを確保しておく
結論からいうと、筆者は最後の『予め現地で使えるSIMを確保しておく』にした。
けれど、それぞれ長所・短所はあるように思える。
海外ローミングが可能な国内SIMで臨む
そもそも、いま使用中のSIMで現地で使えれば、全く問題ないのではないだろうか。
メリット
- 現在使用中のスマートフォン・SIMを交換する手間がかからず、そのまま海外現地で使える
- 現在使用の電話番号をそのまま海外現地で利用できる。
現在使っているスマホを持ったまま、何の手続きや操作もせず、そのまま現地で使えるのは非常に便利。それに、現地ローミングだけあって、今使っている電話番号のまま電話が掛けられるので、家族や取引先にも電話に出る前に予めわかってもらえるので、不審電話と思われない。
ただ、一方でデメリットも実際に存在する。
それだけ楽々でそのまま使える、ということは御存じのとおり、それなりにコストは掛かるのは否めない。
デメリット
- 音声通話のみでデータ通信できないものがある
- 国内より割高になる(通話・WEB含め)
- 事前申し込みが必要なケースもあり
コストや遣い勝手については、正直、携帯電話会社やプランによってまちまちだし、調べるのが面倒なので、全プランを把握していない(できていない)。
けど、ざっと調べたところ、楽天モバイルとahamoは事前申込が不要で、別途料金もかからないみたい。
一方で、UQモバイルやY!モバイルは事前申込が必要で、別途海外用のプランに入る必要がある(つまり追加費用がかかる)。
UQモバイルは安い国だと1日490円とそこそこ安いけど、同じ事前手続きを踏むなら、下に挙げる海外現地SIMや海外用SIMの方が割安で便利。
また、海外ローミングをするためだけに、携帯電話会社を変えるのも本末転倒だろう。
携帯電話会社を変えるための手続きにかかる手間やコストは結構かかるし、それなら同じく下に挙げる海外現地SIMや海外用SIMの方が手間も少なく、コストも割安。
それに、結局、旅行から帰ってきて我に返る。「日本に戻ってからは高いだけでメリットがないのではないか!」と。
イモトのwifi
海外初心者や高齢のオジサン方が、現地スマホ使用といったら思いつくのがコレかもしれない。
確かに羽田空港にも成田空港にも、カウンターがしっかりあった。
メリット・デメリット
- メリット:面倒なスマホの操作・設定をしなくても現地で使える。
- デメリット:荷物が増えて重くてジャマ。料金も割高。
価格は以下のとおり(例:マレーシア1国の場合)。
500MB/日 | 640円/日 |
1GB/日 | 1,260円/日 |
容量無制限 | 1,860円/日 |
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価格は正直かなり割高。
現地SIMなら1,500円で1週間十分もつし、筆者が手配した事前購入のSIMは6日間で1000円未満。
正直、wi-fiルーターのレンタルはもう時代遅れ…。
wi-fiルーターの充電が切れたら使えないし、そもそもスマホとルーターを持ち歩くのが重くてジャマ。
ちなみに、現地空港にはスマホSIMのカウンターは数あれど、wifiカウンターはほぼないと言っていい。
現地の空港や街中で現地SIMを契約
海外玄人からよく聞く安上がりな方法として、現地に着いてから空港や街中で現地のSIMを調達するのが一般的ではないだろうか。
ちなみに、いざそうなったとしても、調達場所として早々に空港で済ますか or 街中まで行ってじっくり探すか、悩むかもしれない。
結論としては、正直空港でも街中でもさほど価格に差はないかと思う。
もちろん多少の「空港価格」は存在するものの、元々の価格が安いためそこまで差はないし、それよりも到着して空港から街中に至る間に、全く通信ができないのも今更ながらかなり不便とストレスを抱えるのではないだろうか。
それに、東南アジアで「安い・便利」で超絶便利で有名なGrabが使えないのもツライ。
メリット
- その場でスタッフが全ての設定を済ませてくれる
- 海外ローミングSIMよりも、通信費が安く抑えられる
- 通話ありも含めた多彩なプランから選択できる
場所にもよるが、スタッフがその場で設定してくれるので、スマホ操作に詳しくない人や初心者にはおススメ。
また、現地SIMなので、欧米など日本より物価の高い国でなければ、事前のプラン費用や現地での通話料金含めて安く抑えられる。
現地で電話をする方なら、この方法が一番安上がりだと思われる。
デメリット
- 飛行機到着早々、プラン選択・手続きの手間・時間がとられる
- 現地スタッフとのやり取りが面倒
- 旅行前の事前調達で安いプランがある
最大のネックは、何といっても長時間のフライトで疲れている中、どのブースに行ったらベストなのか考えなければならないし、その後は容赦なく現地スタッフとの折衝・説明・手続きが待ち構えている。
着いて早々、現地の方とコミュニケーションをしたい!という人ならいざ知らず、ただでさえ言葉の通じる日本人の店員とのやり取りも面倒臭い筆者としては、極力面倒臭い&時間のかかるやり取りは避けたいところ。
確かにスマホの設定等スタッフがやってくれるのはありがたいかもしれないが、筆者は自分の分身でもあり個人情報や重要情報の塊でもあるスマホを他人、ましてや他人である外国人に触らせたくないと感じるタイプ。
だったら、自分で設定やるよ…。
【本命】予め現地用のSIMを用意しておく👌
前置きが長くなってしまったが、筆者の最もおススメする方法がこれ。
- 最も楽チン
- 安い
凄いシンプルだが、これに尽きるのではないだろうか。
まず『楽チン』ということだが、はじめに断っておきたいのは何もしなくていいかというとそういう訳ではない点は留意したい。
確かに、事前に購入し事前に使えるようにする操作の①アクティベートというものを行ない、②現地でSIMを差し替えるといった手間は生じる。
そういう意味では、docomoやsoftbankといった毎月5000円以上(もっと?)するようなメジャーキャリアのプレミアムプランのように、全く操作せずにそのまま使える、上記現地ローミング可能な国内プレミアム級通信プランには敵わないのは事実。
ただ、デメリットはそれだけである。
むしろ、それだけなのにすごく安い💰のだ。どれだけ安いのかというと…
筆者が事前にAmazonで調達したsimがこれなんだけど、旅行期間だった6日間で980円!半月でも2000円しないレベル。
あまりに安いので妻の分も含め2枚買ってしまったが、ついでに子供の分も買えばよかったくらいだった。